実は、世の中は豊かになり続けているという真実
将来は高齢者が増えて支え手が減り、自分自身の年金ももらえない時代が来て、一億人下流社会になってしまう。
給料のベースアップはなくなり、社会保険料は上がり続け、税金も増え続ける。
暗い未来しか描けない。。。
昔の方が豊かだった。。。
とよく嘆く声を聞くのですが、世の中の富は増え続けているという事実を知らないのはなぜなのか?と疑問になる時があります。
日本は戦前・戦後の時代は今のように食料も豊富でなく、住んでいる家も現代よりボロボロで、家にはテレビも洗濯機も冷蔵庫も無かったわけですね。
また、平均寿命に関しても、戦後の1947年にやっと平均50歳を越えたくらいだったんですが、今は80歳を越え、しばらくすると90歳台になる未来が来ないことの方がありえないと思いませんか?
よく、今の人達は食品添加物にまみれた食事を摂っているから、どんどん平均寿命が下がっていくみたいな話を以前は良くされていましたが、残念ながら、人体はそれほどやわな訳ではないし、医療の進歩の方が追い抜いていますよね。
そう。戦後の日本が夢見た、不自由なく食べ物を得ることができる、自宅に生活を助けてくれる家電製品や車があり、寿命も大幅に伸びた。それが現在ですね。
そう考えると、何が今の世の中を暗くしているのかというと、これまで右肩上がりで成長することが、普通であったという、「年々良くなるのが普通」という常識からぬけだせずに、「年々横ばい、もしくはちょっと下がる」事に敏感になっているんだと思う。
今の世の中にあるメリットを考えれば、過去に戻りたいなんて思うのはやめて、今ある文明から得られる豊かさを享受し感謝することが、生きる上で大切なことになるのだと思う。