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効果的な地域ケア会議を行なう為の「違いをもたらす違い」

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 前回は、私が地域ケア会議を効果的に開催できるようになったきっかけをお話しました。

 

地域ケア会議の広域支援員の先生から学びを得て、自分自身に欠けている所のアドバイスを受けることで本質の理解が出来たということになります。

 

その後、私自身も地域ケア会議の広域支援員として活動を行なわせて頂くようになり、会議を開催することが目的である現状から抜け出せない地域包括支援センターには何が問題なのかわかるようになりました。

 

地域ケア会議に頭を悩ませている市町村や地域包括支援センターの悩みは共通しており、基礎の土台が出来ていないという事です。

逆を言えば、この基礎の土台が出来さえすれば、劇的に地域ケア会議の質が高まるという事を私は経験を通じて知っています。

 

今回は、地域ケア会議に頭を悩ませている市町村や地域包括支援センターが、効果的な地域ケア会議を行なう事が出来るようになる基礎の土台を作る「違いをもたらす違い」についてお話をしたいと思います。

効果的な地域ケア会議が出来る「違いをもたらす違い」

 地域ケア会議を行なう事が目的になっている場合の多くが、

・何となく事例を選び

・とりあえずサービス担当者会議よりも豪華な参加者を呼ぶ

・会議は当日の一発本番勝負で行き当たりばったり

 

この3つの要件を備えていることと思います。

正直、このように事例を選ぶ基準も不明瞭で、根拠がしっかりとしていない地域ケア会議を開催すると、会議当日に参加者の意見が食い違いぶつかり合い、挙句の果てには主催者が参加者にクレームを言われて終わる事もあるかと思います。

 

その結果、地域ケア会議という言葉を聞くと体が拒否反応を示す。そのような悪循環に陥る所が多いようです。

 

それでは、何をどうすれば良いのか?

 

答えは、「型(テンプレート)」を作ることです。

 

地域ケア会議をどのように開催するのか、会議開催前の準備段階から、実際の会議開催の流れ、そして会議開催後の処理について、何をどのようにすれば良いのか、全ての行動に基準と根拠をつけていくことが重要です。

 

そのような型(テンプレート)があれば、会議を重ねていくうちに、

「もっとこうした方が良い」

「効率が悪いのでこの手順は外そう」

と、型(テンプレート)が進化していきます。

 

私自身、地域ケア会議の広域支援員の先生から学びを得た後、すぐに手順を箇条書きで書き出し、行動は何をすれば良いのかまとめ、先生に見て頂き最初の型を作り上げました。

 

結果的に自分自身で学んだことを文字にしてまとめることで、地域ケア会議の理解が驚くほど早くなりました。

 

そして、最初に作った型(テンプレート)は、バージョンアップを重ね、市町村で使用されるものとなり、最終的には長崎県の地域ケア会議ガイドブックの参考資料として活用されるようになりました。

 

私が型(テンプレート)を作る理由

 私自身、物覚えが悪いと自覚していて、社会人になって早い時期から学んだことは自分なりにまとめて体系化するというクセを持つようになりました。

 

私の周りには天才的に仕事の飲み込みが早く、先輩からの教えをメモ一つ取らずに身に着ける方が多くいましたが、半年、一年と時間を重ねるごとに彼らは同じ所でミスを繰り返している様子を何度も見てきました。

 

私は飲み込みは遅いのですが、逆に半年、一年経つ頃には彼らと同じように仕事が出来るようになり、逆にミスがなくなるので、わからないことを聞かれ頼られるようになりました。

 

これは、自慢でもなんでもないのです。ただ、彼らと私の違いは

「メモを取って、まとめて、定期的に改善する」

ただこの作業を行なうかどうか。それだけなのです。

 

最初はまとめるのに時間はかかりますが、一度、土台さえ作ってしまえば、後は気付いた点を修正していく。時間もそうかからないし、わからない時にはまとめた型を見直す。それだけで業務が効率化するのです。

 

私はこの基礎の部分である型(テンプレート)を作る事が最も仕事効率を高める「違いをもたらす違い」であると思っています。

 

地域ケア会議の型(テンプレート)を作ろう!

 効果的な地域ケア会議を行なう為の「違いをもたらす違い」をまとめると、

「メモを取って、まとめて、定期的に改善する」という事になります。

 

それは、地域ケア会議も同様です。

 

地域ケア会議には長寿開発センターがインターネットで無料で提供されている

「地域ケア会議運営マニュアル」があります。

→ http://www.nenrin.or.jp/regional/pdf/manual/kaigimanual00.pdf

 

実はこのマニュアルには具体的に地域ケア会議を開催する際に、何をどうすれば良いのかきちんと書かれているのです。

 

その内容を自分自身で読み取り、メモに書いてまとめる。まずはそこから始めると劇的に地域ケア会議の理解が進みます。

 

とはいえ、そのような時間が無い!どうやってまとめたらいいのかわからない!

という方がいると思います。

 

その悩みを解決できるように、私がまとめた資料を次回プレゼントしたいと思います。

 

ぜひ、次回のメールはお見逃し無くご確認下さい。

 

 

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