地域ケア会議の型(テンプレート)の作り方※資料プレゼント
前回は、地域ケア会議の理解を劇的に速めるには
「メモを取って、まとめて、定期的に改善する」
事が重要となることをお話しました。
つまり、地域ケア会議の型(テンプレート)を自分で作ることが一番の近道になるということです。
今回は、地域ケア会議の型(テンプレート)の作り方と、どうしても時間が無い方のために私がまとめたテンプレートのデータをお渡ししたいと思います。
地域ケア会議の型(テンプレート)の作り方
地域ケア会議の型(テンプレート)を作るには、まず、長寿開発センターが制作された「地域ケア会議運営マニュアル」を読みます。
→ http://www.nenrin.or.jp/regional/pdf/manual/kaigimanual00.pdf
200ページ以上ありますが、型(テンプレート)を作る際に利用するのは
「第2章 地域ケア会議の構築・運営」の中にある
「第2節 地域ケア会議の運営」の「1.個別ケースの検討を行なう地域ケア会議」の部分となります。
具体的なページは42~60ページの合計18ページとなります。
項目は以下の通りです。
(1)ケースの選定の流れ
(2)地域ケア会議で検討するケース
(3)個人情報の保護について
(4)開催日程と頻度
(5)会議参加者
(6)事前資料
(7)会議の流れ
(8)終了後の運び
(9)個別ケースの検討を行う地域ケア会議の注意点
上記の項目を見ていただければわかると思いますが、具体的な地域ケア会議の流れが明確に書かれていることがわかりますよね?
これら地域ケア会議に関する具体的な手法が時系列に書かれているので、このマニュアルの流れどおりに行なえば、一定レベルの地域ケア会議が開催できるようになります。
「マニュアルに書かれていることと現場の実情は違うよ・・・」
と頭からマニュアルという言葉に拒否反応を示す方もいますが、それは残念ながら努力不足であると思います。
だって、このような基本の部分を学ばずに、これまでの経験に頼りきっただけの会議しかしれこれなかった結果、悩んで私の文章を読まれているのだと思います。
ここは一度初心に返り、一から地域ケア会議を学び、自分でまとめるという作業をしてみてはいかがでしょうか?きっと、見る景色が大きく変わります。
とはいえ、たった18ページの分量です。この18ページさえ学習すれば、地域ケア会議の悩みがなくなると思えば、楽な作業ではないでしょうか?
地域ケア会議の型(テンプレート)プレゼント
とはいえ、最初に申した通り、どうしても時間が無い方のために、私がまとめた地域ケア会議の型(テンプレート)をプレゼントしたいと思います。
本当であれば、ゼロから自分自身の手で作ることが最もあなたの力になるのですが、まとめ方自体がわからないという方の場合、最初の一歩を踏み出すことが出来ずに、結果、何もやらず仕舞いという事になりかねません。
できれば、そのままテンプレートをダウンロードして、見て満足!というものではなく、解答例として自分のまとめたものと比べてもらえたらと思います。
エクセルとPDF形式を準備しました。編集などしたい場合はエクセルで、そのまま印刷して活用したい場合はPDFを利用して頂くと良いかと思います。
それではプレゼント受取りは下記のリンクをクリックして下さい。
※クリックするとダウンロードが始まります。
地域ケア会議の型(テンプレート)の次に必要な準備
いかがだったでしょうか?私が作成したテンプレートがあれば、地域ケア会議の最低限の基礎の土台は築くことが出来たと思います。
そこで、全体像を理解できた後に行なう事は何か。
その具体的な内容は、地域ケア会議で使用する様式を作成することとなります。
次回は、地域ケア会議の様式についてお話をしたいと思います。