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地域ケア会議という素晴らしい環境をどう使っていますか?

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 こんにちは、成冨です。

 

本地域ケア会議は素晴らしい環境だという事実を知っていますか?


地域ケア会議は、サービス担当者会議に、弁護士や民生委員など、普段呼ばない方を呼べばいいんじゃないの?と思われている方が多くおられます。

 

私はそのような理解で地域ケア会議を留めている方について、実にもったいないな、と思っています。

 

地域ケア会議を調理に例えてみましょう。

 最先端のシステムキッチン、世界有数の職人が作り上げた包丁やスライサーなどの調理器具、そして最高の食材。

 

これら最高の環境が整っていれば、最高の料理ができますか?という事です。

 

答えは「NO」ですね。

 

それら最高の環境であっても、

1.基礎(料理の基本) を理解していないと料理自体が出来ません。

そして、料理の基本を理解した後に

2.最高のレシピ(作り方) のノウハウを知らないと最高の料理が出来ません。

 

このことを地域ケア会議に置き換えて考えてみましょう。

 

あなたは地域ケア会議の目的や5つの機能を他の人に説明できるくらい理解はしていますか?

 

あなたはご存知かもしれませんが、多くの専門職の方でさえ、地域ケア会議の基本を理解していないのが現状だと思います。

 

それは、料理の基本を知らないのと同様だと私は思います。

 

地域ケア会議は素晴らしい環境である理由

 地域ケア会議は、「地域包括ケアシステム実現に向けた会議」という名目で、参加者の範囲を制限されること無く呼びかける事ができ、他職種が膝を突き合わせて会議が行なえるんですね。

 住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される為に、参加者の範囲を制限されること無く会議が出来る機会って地域ケア会議以外無いですよね?

 

しかも、この地域ケア会議は国が法律に明記(介護保険法115条の48)し、推進している事業です。

ここまで追い風で後押ししてくれている会議は他に無いですし、活用次第では、あなたの目指す地域づくりを実現できるようになります。

 

地域ケア会議の現状を図る質問

もし、機能的に会議を行う事が出来るようになれば、先進的な取組みを行い実績を残して先進事例取組みとして壇上の上で発表している「あのすごい市町村」のような地域づくりを実現できる会議なのです。

 

ですが、残念ながらその機能を十分に発揮している所はどれくらいあるのでしょうか?

 

統計的な数字は出ていませんが、私はこの質問をした後に出てくる答えで、どれくらい機能を発揮できているのか図ることができると思っています。

 

その質問とは・・・

「地域ケア会議で地域づくり・資源開発はどれくらいできましたか?」

という問いです。

 

「いやいや、地域課題を発見している段階です」

「月に1回、地域の高齢者が集まる機会を作る会議を行ないました」

というレベルなら、一度歩みを止めて、地域ケア会議の勉強をおさらいする必要があります。

 

地域包括ケアシステムの構築のめどは2025年と設定されています。

あくまで期間が設定されており、もしも構築できなければ、あなたが担当する地域住民が他市町村に比べ、著しく貧しい支援しか受けられないことになり、それは現実に起こり得ることです。

 

これから数日かけて、地域ケア会議の

1.基礎(地域ケア会議の基本)

について記事を書きたいと思います。

 

参考にして頂けますと幸いです。

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